OSG製品

ねじゲージ各種

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近代機械工業は高精度と高能率が発展の条件となっています。ねじゲージはそのための規範として、各部分ねじの互換性に、また、量産の品質確保に欠くことができないものです。ねじ用限界ゲージのJIS制定以来、一層ねじゲージの利用があらゆる工場で重視され、質、量両面においてその活用による合理化が進められています。

ねじ用限界ゲージ LG 通り側と止り側で1組となっており、通り側が通り、止り側が2回転を超えてねじ込まなければ、そのねじは合格となります。
ねじ規格と同じ等級に定められており、使用目的により工作用と検査用がありますが、ISO方式では類別がありません。
管用ねじゲージ LG、TG 管用ねじには管用平行ねじと管用テーパねじの2種があります。管用平行ねじゲージの使用法はねじ用限界ゲージと同様ですが、管用テーパねじゲージは端面に切欠きがあり製品の末端が切欠きの範囲にあれば合格となります。ANSI規格ではさらに基準寸法の位置を示すため3段または4段の切欠きとなっています。
限界プレーンゲージ PG 穴と軸の互換性を確保するために必要なゲージです。穴または軸の最大実体寸法を基準とした測定面と最小実体寸法を基準とした測定面とを持つゲージです。
標準ねじゲージ SG ねじの基準山形および基準寸法に正しく作られたゲージで互いに無理なく遊びなくはめ合うプラグとリングで1組となっております。
APIねじゲージ A P I ねじゲージは、世界的に権威あるアメリカ石油協会
(AMERICANPETROLEUM INSTITUTE)によって認定されたもので、油井管ねじ(API Std5B)および回転式油井堀がん機器用ねじ(API Spec 7)の管理に用います。
基準ゲージ PG-M、RG-M ゲージや比較測定器(シリンダゲージ、指針測微器、空気マイクロメータ、ダイヤルゲージを利用した測定機器など)の寸法設定および点検管理の寸法基準として用いるゲージです。